ヨークベニマルでの仕事を通して、学生時代から変化したものとは。
若手社員の声を集めました!
社会人ならば丁寧な言葉遣いで話すのが当然ですし、学生時代と比べてもより言葉遣いに気を付けるようにしていました。しかし、より円滑に仕事を進めるために必要なのは、「丁寧さ」だけではないことを知りました。
入社間もない頃、仕事を教えてもらっていた方から、「櫻井さんはとても綺麗な言葉遣いだけど、どこか距離を感じて寂しいな」と言われたことがありました。私は「丁寧な言葉」に重きを置きすぎて、私の「思い」が上手く伝わっていないということに気付きました。時には言葉を砕いて、相手に寄り添った話し方がコミュニケーションには必要だったのです。
私は将来、仕事を続けていく上で「言葉遣い」で「心遣い」ができる人になりたいと思っています。もちろん言葉を砕くことと、礼儀を欠くことは全くの別物です。たとえ同じニュアンスの言葉でも相手を思わない気持ちが少しでも混じれば、それは相手に伝わりますし、そういったコミュニケーションでは仕事は上手く回りません。今後後輩ができたら、時にはお願いではなく指示を出す必要も生まれます。その時「櫻井さんに言われたなら、やりましょう」と言ってもらえるようになりたいと思います。
学生時代は受講する講義やアルバイトの時間など、ある程度自分で自由に使えたり、友人と過ごす時間を優先したりしていたので、生活習慣が乱れる時もありました。
しかし、社会人としてヨークベニマルで働きはじめてからは、一番に体調管理に気を付けるようになりました。そのきっかけとなったのが、研修時の「部門の商品は陳列されているものが商品ですが、CS(カスタマーサービス)部門の商品は私たち自身」というトレーナーの言葉です。当初レジ業務は単純労働だと思っていましたが、自分が商品、つまり店舗の顔となるのだと意識するようになりました。
仕事は一人が欠けると他の人のカバーが必要になります。特に私の所属するカスタマーサービス部門は人と接する機会が多いため、規則正しい生活を送り、心身ともに健康な状態で気持ちよくお客様と接するよう日々心掛けています。今は自身の意識を高めたり体調管理をしっかり行うことが中心ですが、将来は店長のようにお客様や働く仲間に対し細やかな気配りを行ったり、CS統括マネジャーのように働く仲間を守ることができる人になりたいです。
学生時代は自分の好きなことができますし、時間も自由に使えて、たとえアルバイト先で失敗をしても上司がフォローしてくれました。しかし、今は一人の社会人として、そしてヨークベニマルの社員としての自覚と責任感を持つようになりました。たとえばメンバーさんがミスをしたとしても、それはメンバーさんだけの責任ではありません。覚えてくれるまでしっかり指導するなど、私が責任を持ってメンバーさんと関わらなければならないのです。
実は、配属当初は先輩やメンバーさんに頼る場面も多かったのです。しかしサービスカウンターを一人で任されるようになってからは、お客様対応やメンバーさんへの報告・連絡など、全体を見なければならないことを学び、何かあればすぐ対応できるよう意識しています。
まだまだできないことも多いですが、自分自身のスキルアップとメンバーさんへの教育に注力し、お客様対応力の向上と、より働きやすい環境づくりを目指していきたいです。
私が仕事を通して一番変わったことは、相手に対して自然な気遣いができるようになったことです。学校では「なんだかこの人とは合わないな」と感じても、その人と距離を置くことができましたが、社会に出るとそうはいきません。働きはじめると、立場も年齢も異なる人と接する機会が増えます。そんな中で、なかなか意見が合わない人と、どうすればうまく関係を築けるのかを自分なりに考えるようになりました。また、相手の気持ちを考えて言葉を発したり、行動することを意識しています。
自然な気遣いができるようになってからは、周りが見えるようになり、周囲の方からマナーを学んだり、風通しの良い人間関係を構築するなど多面的に成長することができました。
私は将来、マネジャーという立場になった時、今の経験を活かして部下にはできる限りフォロー・サポートを行っていきたいと考えています。たとえ大変な繫忙期であっても、お互いを支え合えるような人間関係をしっかり築いて、楽しく働きやすい環境を作っていきたいと思います。